ドスパラのBTOパソコン「Magnate IM(マグネイト IM)」の実機レビューをしていきます。
また実際に使われていたマザーボード、メモリ、電源ユニットなどのメーカーも紹介しています。
初めてドスパラの通販で買ってみようとお考えの方なら、このような形で送られてくるとイメージしてもらえれば!
Magnate IMは、一般向けのミニタワー型のデスクトップPCです。
ドスパラと言えば流行りのゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」も販売していますが、PCゲームをメインに考えていなければ安いのでおすすめ!
テレワーク、リモートワーク、在宅仕事でパソコンの購入を考えている方なら、十分なスペックです!
コストパフォーマンスが高いので、ドスパラでも人気のBTOパソコン!
Magnate IMのスペックとカスタマイズした点
Magnate IM(マグネイト IM)の基本スペック、価格は以下のようになります。
CPU | Core i5-10400 |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM |
グラフィックス | インテル UHDグラフィックス630 |
ストレージ(SSD) | 240GB |
ストレージ(HDD ) | なし |
電源 | 400W 静音電源 80PLUS |
Officeソフト | なし |
セキュリティソフト | ノートン30日版 |
サイズ | 190(幅)×420(奥行き)×360(高さ) mm |
重量 | 約7.8Kg |
価格 | 54,500 円(+税) |
Magnate IM(マグネイト IM)は、Officeを付けたり、SSDの容量を上げたり、HDDの追加など購入時に色々カスタマイズができます。
そのため、より自分の求める構成にすることができますが、その反面カスタマイズ・構成内容を変更する箇所が多いほど価格も高くなります。
私の構成内容は以下で購入しています。
- CPUグリス→高熱伝導率 Thermal Grizzly製グリス(TG-K-001-RS)
- SSD(ソリッドステートドライブ)→Samsung 500GB SSD
- HDD(ハードディスク)なし→1TB HDD
CPUグリスは、CPUの熱をスムーズにCPUクーラー側へ伝えるようにしてくれます。
熱伝導の性能が高いほど、CPUの温度を低く抑えることが可能です。
通常、CPUグリスはノーマルで構いません。
パソコンは熱に弱いので、ワンランク上に変更しています。
SSDはデータの読み書きがHDDより早いので、OSやアプリケーションの起動が早くなります。
240GBだと個人的に少ない可能性もあり、Samsung 500GBに変更しています。
SamsungのSSDは評判も良いのでおすすめです。
通常使いなら、容量は240GBのままでも良いと思います。
HDDは、ファイルやデータの保存場所として1TBを追加しました。
ファイルやデータは長く使っているとどうしても溜まってしまうので、HDDの追加もしくは早さを求めるならSSDを追加・容量アップをした方が快適だと思います。
またキーボードとマウスは自宅にあるので、「無し」にしています。
そのため少し安くなります。
他社ですと安くならなかったりするので、少しでもパソコンが安くなって嬉しいです。
また、古いパソコンを下取りに出すので、その分も割引になります。
以上、合計で76,890円(税込み)となりました。
それでも安い♪
では、下記から実際に買ったMagnate IM(マグネイト IM)を写真付きで紹介していきます。
Magnate IM到着・開封時の写真
ドスパラで注文してから早々にパソコンが到着!
まずはやっぱり段ボールが大きかった!!
ミニタワーサイズなので、ある程度の大きさは分かっていましたが段ボールをみるとデカい!
と思ってしまいますね。
少しでもこの段ボールの大きさが分かるように2Lのペットボトルと比較してみます。
幅も高さも2Lペットボトルより大きいです。
段ボールを開けてみます。
一番上には、「はじめにお読みください」と書かれたマニュアル(取扱説明書)、下取り依頼書、宅配便伝票、パソコンの構成表が入っています。
その下の長方形の段ボールの中には、Windows10、PowerDVD、マザーボードの各ディスクと電源ケーブル、PCネジ(予備)、CPUグリスが入っています。
そして、その下にはメインのデスクトップパソコンが入っています。
パソコンを挟んである段ボールは、内側に発泡スチロールが付いているため輸送中の振動にも耐えれるようになっています。
続いて、Magnate IMの外観の写真になります。
Magnate IMの外観
Magnate IM(マグネイト IM)は、正直おしゃれな外観ではありません。
パソコンの価格が抑えられている分、PCケースもシンプルなものです。
PCケースの選択ができないBTOパソコンは大体このような感じですね。
前面の写真。
前面インターフェース
- 光学ドライブ
- USB3.2×2
- サウンド入力端子(マイク入力、ヘッドフォン出力)
- Resetボタン(再起動ボタン)
- HDDアクセスランプ
- 電源ボタン
高さは36cmです。
どれぐらいの高さかわかりやすいように2Lのペットボトルを並べてみます。
こう見ると大きいですね。
続いて側面(左)です。
※「パソコントラブル解決!」はマグネットで付いているので、もちろん取ることもできます。
側面(右)です。
最後に背面です。
背面インターフェース
- 電源端子
- PS/2端子
- DVI端子
- VGA端子(D-Sub15ピン)
- HDMI端子
- USB3.2×2
- USB2.0×2
- LAN
- オーディオ端子(ピンク色がマイク端子、黄緑色がスピーカー端子、水色がライン入力端子)
PS/2端子は旧規格のものです。
最近のマザーボードは、端子は一つというものが多いです。
因みに、紫色がキーボード、緑色がマウスです。
続いて、PCケースの中を見てみます。
Magnate IMの開け方
Magnate IMの開け方は、まず背面のネジをドライバーで緩めて外します。
そして、側面パネルを少しスライドさせて外します。
くぼみがあるので、そこに手置いてスライドさせると良いです。
パソコン初心者の方でもメモリーの増設は簡単にできますので、そういった場合には開ける必要があります。
Magnate IMの内部・分解写真
Magnate IMの内部はどのようになっているか見てみます。
右側のパネルを外して分解してみます。
コード類も綺麗に結束バンドでまとめられています。
ドライブベイ部分。
空きがあるので増設可能です。
ドライブベイ部分
- 光学ドライブ
- HDD
- SSD
電源部分です。
マザーボード部分です。
マザーボードの拡張スロット
- メモリスロット
- PCIe 3.0 x16
- PCIe 3.0 x1
- SATAポート
メモリスロットは、2スロットです。
1つは既に使われていますので、空きは1つとなります。
個人的には4スロットあった方がメモリが足らなくなった時に徐々に増やせるので良いのですが、安いので仕方がないですね。
ミドルタワーケースのため、スペースの余裕は十分にあります。
グラフィックボードの増設もほとんどのサイズのものが使えると思います。
次に右側のパネルを外してみます。
ケーブルを隠すようには作られていませんので、こちら側を開けることはあまりないと思います。
Magnate IMで使われていたPCパーツのメーカー
ドスパラの通販で買った「Magnate IM(マグネイト IM)」に使われたマザーボード・メモリ・電源ユニットなどのメーカーの紹介になります。
マザーボード
開封時点の写真で分かったかもしれませんが、マザーボードは「ASUS PRIME H410M-A」でした。
ASUS製なので、そこまで悪いという印象はありません。
サイズは、MicroATX。
チップセットは、Intel H410。
メモリタイプは、DIMM DDR4で最大64GBになります。
メモリ
メモリは、「Samsung M378A DDR4(PC-21300 8GB)」でした。
CPUクーラー/ファン
こちらも開封写真でみえていますが、CPUクーラー/ファンは、「DEEP COOL DPC TW-003」でした。
DEEP COOLのクーラー/ファンは調べるとでてきますが、「DPC TW-003」は出てこないのでドスパラのOEM品かなと。
電源ユニット
電源ユニットは、「Huntkey製 80PLUS HK500-31PP(400W)」でした。
HK500-31PPはAmazonでも売っていないもので、こちらもドスパラ向けのOEM品と思います。
パソコンの価格を安く抑えるために、ここも安いものを使っているようです。
品質についてはよく分かりませんが、400Wは最低限になります。
通常使いなら特に問題はないです。
HDD
カスタマイズ時に追加したHDDは、「東芝製 DT01ACA100 1TB」です。
東芝製なので安心です。
購入時SSDはSamsungに変更していますので、デフォルトのままだとどこのメーカーなのか不明です。
マザーボードにも言えることですが、メーカーが書いていない場合はタイミングによってメーカーが変わることもあるらしいです。
メーカーは分かりませんがデフォルトのSSDで問題なく使えている口コミも見ますので、神経質な方でなければそのままでも良いと思います。
光学ドライブ
光学ドライブは、「HLDS GH24NSD5 BL BLH」のバルク品です。
日立製のもので商品レビューをみると悪くなかったです。
音がうるさいという口コミもみましたが、私は気になりませんでした。
ドスパラMagnate IM(マグネイト IM)のレビューまとめ
ドスパラのネットでの評判をみると悪いレビューや口コミもありますが、配線も丁寧にまとめられていますし、マザーボードもASUSだったりと悪いものではありませんでした。
現状、使っていて不満はありません。
また、付属されているマニュアルがとても丁寧なので、パソコンにそこまで詳しくない方も、それ一冊で基本的な知識は得られて良いと思います。
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