ドスパラで買った格安BTOパソコン「Magnate IM(マグネイト IM)」と同等のスペックで自作しようと想定した場合、どのくらいの価格差があってどっちがお得かを検証してみました。
ドスパラのパソコンは安さもそのウリです。
購入を迷っている方の中には、安いなら自作PCも視野に入れているかもしれませんのでご参考までに!
各PCパーツなどは、価格.comを見るともっと安いお店があったりしますが、買いやすいAmazonとの価格比較になります。
またドスパラ専用で売っていない商品もあり、その際は近い商品。
価格は日々変動しますので、調べた時点の価格になりますのでご注意ください。
併せてドスパラでの価格も載せています。
- Amazonの価格と比較するMagnate IMのスペック・構成
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Core i5-10400
- メモリ:Samsung M378A DDR4(PC-21300 8GB)
- マザーボード:ASUS PRIME H410M-A
- SSD:Samsung SSD 860 EVO 500GB
- HDD:TOSHIBA製 DT01ACA100 1TB
- 電源:Huntkey製 80PLUS HK500-31PP(400W)
- DVDドライブ:HLDS GH24NSD5 バルク品
- PCケース:EM041- マイクロATX ケース
- CPUクーラー・ファン:DEEP COOL DPC TW-003
- CPUグリス:Thermal Grizzly製グリス(TG-K-001-RS)
- 価格に含めない付属ソフト
- 価格の比較結果!
- Magnate IMと自作PCでは結局どっちがお得?
Amazonの価格と比較するMagnate IMのスペック・構成
ドスパラで購入の際、一部基本構成から変更している箇所があります。
比較は以下「購入時の構成」の内容でしています。
基本構成 | 購入時の構成 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i5-10400 | Core i5-10400 |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM | 8GB DDR4 SDRAM |
マザーボード | インテル H410 チップセット マイクロATXマザーボード | インテル H410 チップセット マイクロATXマザーボード |
ストレージ(SSD) | 240GB | Samsung SSD 500GB |
ストレージ(HDD ) | なし | 1TB |
電源 | 400W 静音電源 80PLUS | 400W 静音電源 80PLUS |
DVDドライブ | スーパーマルチドライブ | スーパーマルチドライブ |
PCケース | EM041- マイクロATX ケース | EM041- マイクロATX ケース |
CPUクーラー | ノーマルCPUファン | ノーマルCPUファン |
CPUグリス | ノーマルグリス | Thermal Grizzly製グリス |
価格 | 59,950円(税込) | 76,890円(税込) |
因みに、Officeソフトはなし。
キーボード・マウスなし。
セキュリティソフトは、ノートン30日版のまま。
グラフィックは、インテルCPUの内蔵グラフィックス「インテル UHD グラフィックス 630」のまま。
またパソコン購入時に下取りサービスをしていますので、1000円割引となってちょっとお得に買っています。
OS:Windows 10 Home 64bit
OSは、「Windows 10 Home 64ビット」となります。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:15,627円
- ドスパラ:13,940円
CPU:Core i5-10400
調べた時点でAmazonにはマーケットプレイスの商品しかなかったので、こちらは相場の価格になります。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- 相場:22000円~24000円
- ドスパラ:21,880円
メモリ:Samsung M378A DDR4(PC-21300 8GB)
ドスパラには同じSamsungのメモリがなかったため、一番安いCFD製にしています。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:4,899円
- ドスパラ:3,345円
マザーボード:ASUS PRIME H410M-A
マザーボードは、「ASUS PRIME H410M-A」です。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:8,864円
- ドスパラ:8,888円
SSD:Samsung SSD 860 EVO 500GB
SSDは、「Samsung SSD 860 EVO 500GB」です。
こちらは、評判も良いSSDでおすすめ!
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:7,990円
- ドスパラ:7,980円
HDD:TOSHIBA製 DT01ACA100 1TB
内臓ハードディスクは「東芝製 DT01ACA100 1TB」です。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:5,718円
- ドスパラ:3,840円
電源:Huntkey製 80PLUS HK500-31PP(400W)
「HK500-31PP」は売ってないので、Amazonは安くてレビューの良い400Wの玄人志向の電源ユニットにしています。
ドスパラは、400Wが売っていなかったため450wの一番安くてレビュー良い玄人志向にしています。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:4,020円
- ドスパラ:4,935円
DVDドライブ:HLDS GH24NSD5 バルク品
DVDドライブは、日立製の「HLDS GH24NSD51TB」のバルク品です。
光学ドライブも安くなりましたね。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:2,191円
- ドスパラ:1,936円
PCケース:EM041- マイクロATX ケース
EM041は、ドスパラのBTOパソコンの「Magnate IM(マグネイト IM)」に使われているオリジナルPCケースです。
PCケース単体での販売はないので、「SAMA 舞黒透 maikurosuke MK-01W」に両方しています。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:2,909円
- ドスパラ:2,880円
CPUクーラー・ファン:DEEP COOL DPC TW-003
CPUクーラー・ファンは、ノーマルCPUファンです。
取り付けられていたのは「DEEPCOOL(ディープクール)DPC TW-003」ですが、Amazon・ドスパラ両方とも売っていませんので、DEEPCOOLで安かった「THETA 21 PWM」の価格を比較しています。
因みにドスパラでは中古販売もあるのですが、調べてみると780 円(+税)で販売していあった形跡があります。
但し、いつ販売していたのかが分かりませんので価格はあまり参考にならないかと思います。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:1,500円
- ドスパラ:759円
CPUグリス:Thermal Grizzly製グリス(TG-K-001-RS)
CPUグリスは、ノーマルグリスから「Thermal Grizzly製グリス(TG-K-001-RS)」に変更しています。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:719円
- ドスパラ:1,037円
価格に含めない付属ソフト
「Magnate IM(マグネイト IM)」購入時に付属していたソフトで「CyberLink PowerDVD14」がありますが、こちらは古いバージョンなので比較には含めていません。
参考程度に載せています。
Window標準の「Windows Media Player」をそのまま使う方や、フリーソフトの「VLC media player 」・「GOM Player」などを使う場合は必要ないかもしれません。
Amazon・ドスパラ(参考価格/税込)
- Amazon:5,891円
- ドスパラ:取り扱いなし
価格の比較結果!
Magnate IMと同等スペックで自作を想定した場合の比較の結果をまとめると以下になります。
購入時の構成 | 自作PCの想定構成 | Amazon価格 | ドスパラ価格 | |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit | 同 | 15,622円 | 13,940円 |
CPU | Core i5-10400 | 同 | 22000~24000円(相場) | 21,880円 |
メモリ | Samsung M378A DDR4 8GB | 同 | 4,899円 | 3,345円(CFD製) |
マザーボード | ASUS PRIME H410M-A | 同 | 8,864円 | 8,888円 |
ストレージ(SSD) | Samsung SSD 500GB | 同 | 7,990円 | 7,980円 |
ストレージ(HDD ) | 東芝製 DT01ACA100 1TB | 同 | 5,718円 | 3,840円 |
電源 | HK500-31PP(400W) | 玄人志向 | 4,020円(400W) | 4,935円(450W) |
DVDドライブ | HLDS GH24NSD5 | 同 | 2,191円 | 1,936円 |
PCケース | EM041- マイクロATX ケース | SAMA 舞黒透 MK-01W | 2,909円 | 2,880円 |
CPUクーラー | DEEPCOOL DPC TW-003 | DEEPCOOL THETA 21 PWM | 1,500円 | 759円 |
CPUグリス | Thermal Grizzly製グリス | 同 | 719円 | 1,037円 |
価格 | 76,890円(税込) | 76,432円~(税込) | 71,420(税込) |
価格だけでみると、ドスパラの「Magnate IM」を購入しても自作で作ってもあまり価格の差がありませんね。
ドスパラでパーツ類を買って組み立てても、5500円程度の価格差です。
組み立て工賃がない分安いと考えれば、それほど差があるとは思いません。
デフォルトとは違う「電源ユニット」「PCケース」「CPUクーラー/ファン」ですが、しいて言えば電源が評価も高い玄人志向になるので人によったら安心感があるかもしれません。
自作PCのメリットは、自分で好きなメーカーや容量を選んで作れることです。
例えば電源ユニットのW(ワット数)を上げて、補助電源が必要なグラフィックボードを付けることを想定して組んでも良いと思います。
「自作PCはできない」「作る時間が勿体ない」などの場合は、ドスパラの通販でパソコン自体を買うと良いです。
自作の場合はパーツ単体の保証しかありませんが、ドスパラのBTOパソコンには保証があり、または別料金が掛かりますが延長保証もつけれます。
そのため、万が一の時にはとても安心です。
パソコン初心者の場合、トラブルが起きた際はどのパーツが原因か調べるのが大変だと思いますし、また時間も掛かるというデメリットがあります。
Magnate IMと自作PCでは結局どっちがお得?
「Magnate IM(マグネイト IM)」と同等のスペックで自作を想定した場合、価格の差はそれほどありません。
自作をする場合、価格.comに掲載されているお店で各パーツを揃えればもっと安くなると思います。
もしAmazonだけで揃えようとした場合は同じぐらいの価格になるか、全て最安値を狙っていけば安くなるでしょう。
または、うまくセールをしているタイミングに買う事ができれば同様に安くなるでしょう。
ドスパラの通販も商品によっては、最安値の価格なので併用するといいかもしれません。
今回調べた電源は、Amazonが400wでドスパラが450wです。
それでもドスパラで買った方が安い。
価格以外でみた場合、「Magnate IM」を買う方がお得だと思うポイントは以下になります。
お得ポイント
- パソコンに対して保証がある。延長可。
- 自分で作る手間が省ける。
- 起動しない等トラブルの可能性が極めて低い。
- あとから増設も可能。
パソコン自体に保証がある点、時間の節約、初期トラブルが低い(勿論0ではない)点を考えれば、十分に「Magnate IM」はお得なBTOパソコンだと個人的には思います。
私はドスパラの通販で「Magnate IM」を購入後、自分でメモリを増設しています。
現状PCゲームはやらないので、グラフィックボードは付けていません。
内蔵グラフィックス(オンボード グラフィックス)でもライトなゲームであったり、解像度を落としたり画質設定を低くしたりなどすれば出来ますので。
で、どうしても物足りなくなったら補助電源の要らない「GeForce GTX 1650」を取り付けても良いですし、自作PCの練習として電源ユニットを交換してグラフィックボードを取り付けても良いと考えています。
パソコンのスキルに自信がなく、時間も節約したい方は「Magnate IM」にして、必要ならば構成変更してスペックを上げた方がお得ではないかと思います。
PCゲームをしたい目的ならドスパラのゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」にしましょう!
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