スターサーバー「安全な接続ではありません」とサイトが表示されなくなった原因は無料SSL

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レンタルサーバー【スターサーバー】で運営しているWordpressのサイトを見てみると「安全な接続ではありません」と表示され、サイトが見れない。
レンタルサーバーの料金もドメインの料金もちゃんと支払っているのに何故?

と思ったら原因はとても基本的なことで解決方法も簡単&すぐ♪

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「安全な接続ではありません」と表示された原因

スターサーバーで「安全な接続ではありません」と表示された原因

表示されないWordpressのブログを見てみると、「安全な接続ではありません」と表示されています。
その画面の右下辺りに「エラー内容」という部分がありますのでクリックします。

「安全な接続ではありません」「エラー内容」

●●com は不正なセキュリティ証明書を使用しています。 この証明書の有効期限は 〇年△月□日 9:07 に切れています。現在時刻は 〇年▲月■日 21:56 です。
エラーコード: SEC_ERROR_EXPIRED_CERTIFICATE

エラーコード: SEC_ERROR_EXPIRED_CERTIFICATE

このように何故「安全な接続ではありません」となっているかの理由が表示されます。
今回はとても基本的なこと、「無料独自SSLの証明書の期限が切れている!」というのが原因でサイトが開けなくなりました。

初歩的なミス…

ですが…

あれ?スターサーバーの無料独自SSLは自動更新では?

スターサーバーのサイトを確認してみると、

標準独自SSLで使用するSSLサーバー証明書の有効期限は、発行日から90日後が設定されます。
当サポートにて有効期限から30日前に自動更新を行い、有効期限の延長をいたします。

と記載があります。
また、以前SSL BOXのCoreSSLを解約して無料独自SSLに変更した際、問い合わせの回答も「自動更新する」との事でした。
関連スターサーバーでの無料独自SSL Let’s Encryptの更新は自動?手動?

サイトが表示されていないのに気付いたのが夜だったため、一先ず無料独自SSLを手動で更新しました。
やり方は下記。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法

まずはネットオウルにログインをします。
https://www.star.ne.jp/

続いて、そのサイトは元々ファイヤーバード時代のサイトのため「ファイヤーバード管理」をクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法「ファイヤーバード管理」

「スターサーバー管理」をクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法「サーバー管理」

「サーバー管理ツール」をクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法「サーバー管理ツール」

スターサーバーの管理ツール画面に移りますので、左メニュー下「ドメイン」から「SSL証明」をクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法「SSL証明」

「対象ドメイン選択」画面に移りますので無料独自SSLの証明書を更新したいドメインを「選択」をクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法ドメインを「選択」

「証明書が失効しています」と表示されていますね。
「証明書の有効期限を過ぎると、SSL用アドレスで参照した際にSSL証明書のエラーが発生します。」ともちゃんと記載があります。
証明書を更新する場合は「更新」のアイコンをクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法証明書を更新する

更新が実行される前に「SSLサーバー証明書の更新を行う前に」という注意事項が表示されます。
以下に該当する場合は、更新が失敗するようです。

  • 該当ドメインが存在しない、もしくは有効期限切れなどによりドメインが有効ではない
  • DNS参照先サーバーが当サーバーではない
  • 「パスワード制限(BASIC認証)」を設定している
  • ページリダイレクトを設定している
  • SSLサーバー証明書の発行元によるメンテナンス作業中である

注意事項を確認の上、「SSLサーバー証明書を更新する(確定)」をクリックします。

スターサーバーの無料独自SSL証明書を手動更新する方法「SSLサーバー証明書を更新する(確定)」

SSL新規取得申請中です。しばらくお待ちください。
※処理には数分程度かかる場合があります。

SSL新規取得申請中です。しばらくお待ちください。

と表示されますので少しだけ待ちます。

「「●●.com」に独自SSL設定を更新しました。」と表示されればSLL証明書の更新は完了です。

スターサーバー独自SSL設定を更新しました

SLL証明書の更新が済むと先ほど表示されなかったWordpressのサイトはすぐ表示されるようになります。
簡単で良かった!!

何故自動更新されなかったのか問い合わせした結果

WordPressのサイト自体はすぐ表示されるようになったのですが、何故このように表示されなかったのか、自動でSSLが更新されなかったのかサポートに問い合わせをしました。
その返答は、

SSL発行元の事情などにより、更新に失敗する場合がございますので、その際は「更新未完了のお知らせ」というメールにてお知らせしております。
無料SSL証明書の発行元であるLet’s Encrypt側のサーバーでエラーが発生していたなどで一時的に発行が失敗していたのではないかと存じます。

との回答でした。
他のサーバーもそうですが、今まで一度もなかった現象に戸惑いました。
しかし、元々「Let’s Encrypt」の証明書の有効期限は90日です。
しかも無料なので、そういう事もあるのかなと自分の中で納得しました。

ただスターサーバーの方が言う「更新未完了のお知らせ」というメールは届きませんでしたので、実際どのような状況になったら送られてくるのかは分かりません。
スターサーバーのサイトには以下のように書かれています。

当サポートによる自動更新が失敗した場合、メールで更新未完了のご連絡をいたします。
また、有効期限の25日前、20日前にも自動更新を行います。

これを見る限り、スターサーバー側はちゃんと更新をした。
しかし、Let’s Encrypt側で何等かのエラーがあり更新されなかった。

というのが、今回「安全な接続ではありません」と表示された原因かと推測。

まとめ:自分のサイトは定期的に目で確認しろ!

今回SSL証明書が切れてしまったWordpressのサイトは、有効期限が切れてから約1か月が経っていました(;・∀・)

そう、それぐらい放置していたサイトなのです…

本当1か月程度で済んで良かった!!
というぐらい今は放置しているサイトだったので、これからは定期的に目で確認しないとなぁと思いました。

しかし、もしそのサイトがアフィリエイトなどで稼いでいたサイトなら、表示されていない間は収益が全く上がりませんし、Googleの評価も落ちてしまいます。
そのため、自分のサイトは定期的に目視を!

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