SSL BOX(SSLボックス)のCoreSSLを解約して無料独自SSLのLet’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)に切り替える方法です。
CoreSSLは格安SSL証明書としておすすめです。しかし安いですが料金が掛かります。そのため無料のLet’s Encryptに変更しました。
常時HTTPS化(常時SSL化)は今は必須といっても過言ではありませんので導入はしましょう。
今回CoreSSLからLet’s Encryptに切り替えたサーバーは、旧ファイヤーバードになります。
このファイヤーバードはネットオウル(Netowl)株式会社が運営している格安サーバーで、ファイアバード以外にもウェブクロウ、ミニバード、クローバーを運営していました。
以前は無料独自SSLのLet’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)を使うことができませんでしたので、SSL BOXの有料SSL証明書CoreSSL(料金:990円+消費税~)を利用していました。
http://www.sslbox.jp/
関連安く独自SSL証明書を取得!SSL ボックスとは
しかし、各サーバーのサービスがStarServer(スターサーバー)に統合されLet’s Encryptが使えるようになりました。
https://www.star.ne.jp/
Let’s Encryptは、他のサーバーでは使える所が多かったため使えないとなるとあまりおすすめできないサーバーでしたが、StarServer(スターサーバー)になり使えるようになったため、格安サーバーとしておすすめ出来るものになりました。
スターサーバーでの無料独自SSL Let’s Encryptの更新は自動?手動?
Let’s Encryptの有効期限は90日間です。
そのため、90日が過ぎる前に更新手続きをしなければなりません。
もし、これが「手動」なら更新を忘れてします事もあるでしょうし、第一手間です。
更新は自動なのか手動なのか、事前にStarServer(スターサーバー)の運営会社ネットオウルに問い合わせで聞いてみた所。
と返答をもらいました。
自動更新なら忘れる事も無く、手間にもならないので安心です。
SSL BOXのCoreSSLを解約してLet’s Encryptに変更する手順
Let’s Encryptに切り替えるにあたって、その手順を予め問い合わせをしました。
- SSL BOXのCoreSSLの解約・停止の連絡
- CoreSSL停止完了メールを貰う
- Let’s Encryptの設定
- CoreSSL解約・停止手続き
SSL BOXのCoreSSLを解約・停止する方法
まず初めの手順として、SSL BOX(SSLボックス)のCoreSSLを停止・解約をするためにはネットオウル問い合わせフォームに連絡します。
内容の項目に「SSL BOX(SSLボックス)のCoreSSLを停止・解約」の旨を記載して連絡するれば大丈夫です。
くれぐれもSSLボックスへ問い合わせしないように気をつけて下さい。
私の場合は、お昼頃連絡して3時間後ぐらいにはCoreSSLが停止になったようで「安全ではない接続」と警告の表示になりました。
ですが、ネットオウルからは停止が完了した案内メールが届いていませんので待ちます。
この状態でネットオウルにログインし「SSLボックス管理」をみてみると、ステータスは「発行済み」となっています。
SSL証明書CoreSSLの停止完了メール待ち
ネットオウルに解約・停止の旨を連絡後、暫くしてサイトにアクセスできなくなります。
早くLet’s Encryptを設定したい所ですが、案内がメールに届くのを待ちます。
CoreSSLの停止はいつ?
CoreSSLの停止の案内連絡はいつくるのか。
これは問い合わせ時に下記と連絡をもらいました。
と聞いていました。
CoreSSL停止案内がこない!遅い!
ネットオウルの問い合わせから数時間ぐらいで私のWordPress(ワードプレス)サイトはアクセスできなくなりました。
上記、記載しているように停止した旨の連絡を待っていましたが・・・こない!!
問い合わせ時、「数時間~1両日程度を想定して下さい。」とメールをもらいましたがこない!
1両日を辞書で調べると「一日または二日」とあるが、何もメール連絡がない・・・
実は、サイトにアクセス出来ない状態になって暫くして下記質問を事前にしていました。
いつもは結構早くネットオウルカスタマーサポート担当の方が返信をくれるのですが、この質問は全く返信がありませんでした。
結局1日半待って連絡がこなかったのでLet’s Encryptの設定を進めました。
1両日とありますが、サイトが安全ではないと表示され続けるのはデメリットしかありません。
私がせっかちなのかもしれませんが、遅い。これは遅すぎる。と判断して無料独自SSL・Let’s Encryptの導入に移ります。
先に説明しますと、無料独自SSLの導入後に返信がきました。
その内容は下記。
つまり、先走って無料独自SSLに変えちゃうと、サイトにアクセス出来なくなるかもしれないという事です。
今回私は、停止連絡メールがくる前に無料独自SSLに変更しましたが無事表示がされました。
やはりアクセスできなくなる可能性があるとの事なので、これからSSL BOXのCoreSSLを解約しLet’s Encryptに切り替える方は、ネットオウルカスタマーサポート担当の連絡を待ってから行なった方が良いとは思います。
結局停止の連絡はいつきたか
ネットオウルに連絡してから考えると2日を過ぎてようやく停止完了のメールが届きました。
タイミングもあるかもしれませんが遅かったですね。
私の場合は、停止完了の案内メールが届く前に無料独自SSLを設定しました。
予め、設定した旨を連絡していましたが結果として特に問題はありませんでした。
無料独自SSL・Let’s Encryptの設定
無料独自SSL・Let’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)の設定は自分で行ないます。
設定はSSL BOX(SSLボックス)からではなく、ネットオウルのサーバー管理ツールから直接行ないます。
まずは、ネットオウルにログインします。
私の場合は「ファイヤーバード管理」をクリック。
サーバーアカウント一覧から、無料独自SSLに切り替えたいサイトの「サーバー管理ツール」をクリック。
サーバー管理ツール・ドメインメニューの「SSL設定」をクリック。
無料独自SSL設定に切り替える独自ドメイン名の「選択」をクリック。
対象ドメインのSSL設定画面に移りますので、「無料独自SSL追加」を選択。
「無料独自SSL追加」を選択の後、「独自SSL設定を追加する(確定)」をクリックします。
CSR情報はチェックを入れなくても使用できますので、チェックはいれていません。
「独自SSL設定を追加する(確定)」の部分がグレースケールになりますので、少しそのまま待ちます。
少し待ちますと、
なの、SSL設定が反映するまで、最大1時間程度かかります。しばらくお待ちください。
と表示されます。
「戻る」をクリックすると「すでに独自SSLが設定されています。」と表示されています。
その後、もう一度SSL設定をみてみるとSSL一覧の無料独自SSLにいは、コモンネーム・URLが表示されます。
暫くしてから私のサイトをみてみるときちんと表示がされていました。
証明書を確認すると「Let’s Encrypt」となっています。
参考SSL証明書の確認方法
SSL BOXのCoreSSL解約・停止手順
一先ず、今はSSLボックスでCoreSSL証明書が発行されている状態です。
これを解約しなければなりません。
次はネットオウルにログイン後、メニュ「SSLボックス管理」の「取得証明書一覧」をクリックします。
ステータスは「発行済み」となっています。
メニュー列の「管理画面」をクリックします。
操作メニュー行に「更新停止手続き」とありますのでクリックします。
「証明書詳細-更新停止手続き」画面に移りますので、「次に進む(確認画面)」をクリック。
「証明書詳細」画面に移りますので、「次に進む(確定画面)」をクリック。
「更新停止を完了しました。」と表示されれば停止手続きの終了です。
「戻る」をクリックすると、操作メニュー行にあった「更新停止手続き」は消えます。
停止をしましたが、まだCoreSSL証明書の有効期限が残っていますので、ステータス上は発行済みとなっていますがこのままで大丈夫です。
この停止手続きがSSLボックスにおける解約方法になります。
つまり、「停止」=「解約」となります。
http://www.sslbox.jp/
CoreSSLを解約しLet’s Encryptに切り替える手順自体は、難しいものではありませんが時間が少し掛かりましたね。
でも、はじめから無料独自SSLのLet’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)にしておけば早々変更することもないでしょう。
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