スマホ決済サービスPayPay(ペイペイ)の「請求書払い」のやり方を覚えれば、自宅にいながら電気・ガス・水道などの公共料金や税金の支払いが可能です。
銀行やコンビニに行くのが面倒!
忙しくて銀行やコンビニに行けない!行くのを忘れてた!
というのが減ります。
本記事では、PayPay請求書払いのメリットやデメリット、実際にPayPay請求書払いをやってみた手順などをはじめてでも分かりやすく画像付きで解説しています。
一先ず、PayPayの請求書払いには、PayPayアプリが必須です!
まだiPhone/スマホにインストールをしていない場合、まずはインストールを!
PayPay請求書払いとは?
PayPayの請求書払いとは、電気料金・ガス料金・水道料金などの公共料金や各税金の請求書(払込書)に記載されているバーコードをスキャン(PayPayアプリで読み込む)ことで、支払いをする事ができるサービスです。
PayPayアプリを利用するので、自宅以外にも勤務先や外出先などでも簡単に支払いを済ませることが可能です。
銀行やコンビニに行く手間も省けるので、とても便利です。
PayPay請求書払いは手数料なし!
PayPayの請求書払いは、決済手数料がかかりません。
銀行やコンビニで現金を引き出す際、場合によっては手数料が掛かります。
しかし、請求書払いならそんな余計なお金もかからず節約できます。
自宅で支払いができるので人との接触機会も多少減りますし、それ以上にポイントも貯まるのは大きなメリットです。
PayPay請求書払いが使える税金・公共料金も増えている
電気料金、ガス料金、水道料金から住民税、固定資産税、都市計画税、自動車税と、PayPayの請求書払いができる税金や公共料金はどんどん増えています。
支払い可能な事業者等
- 東京電力
- 北陸電力
- 関西電力
- 中国電力
- 九州電力
- 沖縄電力
- 北海道ガス
- 京葉ガス
- 東京ガス
- 大阪ガス
- 広島ガス
- さいたま市水道局
- 東京都水道局
- 国民健康保険料
- 軽自動車税
- 固定資産税
- 住民税
残念なのは、支払い可能か否かが地方自治体などによって異なるという事です。
現在は、約700の地方公共団体や事業者の料金支払いに対応しています。
本当全ての税金や公共料金が払えるようになれば良いですが、今後に期待です。
参考主なご利用可能サービス
PayPay請求書払いのお得ポイントは0.5%の還元率!
PayPayで税金や公共料金を支払う最大のメリットは、0.5%~最大1.5%が「PayPayボーナス」として還元されることです。
決済手数料はなしなので、銀行やコンビニで支払うよりお得です。
但し、還元率を最大1.5%にするためには月々の利用頻度を高くし、PayPayの利用特典である付与率を上げる必要があります。
そのため普段そこまでPayPayの利用頻度が高くない場合は、基本還元率は0.5%と考えておくと良いです。
現金払いやコンビニ払いですと何もポイントも付きません。
そう考えるとやはり0.5%の還元があるというポイントはお得です。
実践!PayPay請求書払いのやり方
PayPayの請求書払いの実践です。
実際にやってみた時の流れで説明しています。
PayPayのアプリを立ち上げます。
「請求書払い」をタップします。
まだ一度も「請求書払い」をしたことがないため、「まだ支払いがありません」と表示されます。
「利用可能な支払い先を確認する」をタップするとPayPayのサイトがブラウザで開きますが、多すぎて見づらいですw
そのためPayPayで支払いができるかの確認は、「請求書を読み取る」から確認した方が簡単だと思います。
「請求書を読み取る」をタップします。
バーコードを読み取る画面に切り替わります。
手元にある税金や公共料金の請求書(払込書)のバーコードを読み込ませます。
バーコードのサイズに合わせるように少しずつカメラを近づけます。
「10秒以上読み取りください」と表示されていますので、バーコードに合わせた後少し待っておきます。
支払いができる事業者などの請求書(払込書)の場合は、そのまま支払い画面に切り替わります。
バーコードに合うように近づけていきます。
バーコードが読み取られると、支払い画面に切り替わります。
「支払う」をタップします。
オートチャージ設定もしていないので、PayPay残高がありませんでした。
そのため、「チャージする」をタップしてPayPayに入金をします。
チャージ金額を入力して、「チャージする」をタップします。
チャージされると、再度「支払い内容の確認」画面に戻ります。
改めて「支払う」をタップします。
「ペイペイ♪」の音と共に支払いが完了です。
付与予定のPayPayボーナスの表示もあります。
PayPayアプリのトップ画面に戻り、再度「請求書払い」をタップすると支払いの履歴も確認することができます。
現在この事業者はご利用できません
PayPayで支払いができるか調べるのが面倒なので、バーコードを読み取ってみると、
と表示され、バーコードを読み取ることができません。
これは、表示通りまだPayPay請求書支払いに対応していないということなので、今後支払いができる事を期待するしかありません。
また、バーコードが読み取れない場合は以下を試してください。
読み取れない場合の対処方法
- PayPayアプリのバージョンを最新にする
- 明るい場所で読み取る
- バーコードを真上から読み取る
- バーコードを読み取り画面枠より内側により近づけてみる
- 10秒以上読み取る
- 携帯電話端末を横向きにして読み取る
それでも読み取れない場合は、一度お問い合わせをしてみると良いです。
押さえておきたいポイント・デメリット
ここまでPayPayの請求書払いのメリットや支払い方法を説明してきました。
人によってはデメリットと感じる点もありますので、以下3点は注意点として押さえておきましょう。
ポイント
- 領収書や納税証明書は発行されない
- クレジットカードによる支払いはできない
- PayPayボーナス還元には上限がある
領収書や納税証明書は発行されない
PayPayの請求書払いで支払った場合、領収書・納税証明書はもらえません。
人によっては大きなデメリットかもしれません。
PayPayの支払い完了画面と手元にある請求書(払込票)で、証明書類として有効となる可能性もあります。
そのため、一度税務署等に事前に相談してみるのも良いと思います。
基本的には、領収書や納税証明書がほしい場合は、銀行やコンビニを利用した方が安心です。
クレジットカードによる支払いはできない
税金・公共料金などをPayPay請求書払いで支払う場合、「PayPay残高」による支払いのみが可能となります。
PayPayを介したクレジットカードによる決済はできません。
そのため、予めPayPay残高にチャージしておくか、請求書払いを利用する際にチャージする必要があります。
PayPayボーナス還元には上限がある
PayPayボーナスへの還元には上限があります。
1回の支払いにつき付与上限は7,500円相当。
1カ月の付与合計上限(PayPayでのお支払いで最大1.5%付与と特定サービス利用特典の付与分との合計)は15,000円相当です。
PayPay請求書払いは簡単で良い!
銀行やコンビニに行かなくても簡単に自宅で支払いができるのは、本当に便利です。
全ての支払いが対応すれば、昼間働いているサラリーマンの方も忘れず、また焦らず支払いもできるのにな、と思います。
しかも、PayPayボーナスまで貯まるので節約にも繋がるので庶民には大助かり!
国がもっと普及するように圧力をかけ進めていってくれれば良いのにと思います。